私はひとりで,
仕事、家庭、育児、3足のわらじで
フル稼働していたワーママだった。
優先順位がつけられなくて、毎日おぼれそうだった日々のなかで、
現状を冷静にとらえることができて、将来が少し明るく見えだしたのは、
「キャリア」って仕事だけじゃない、人生全体を包んでくれるコトバだ。
と気づいたから、なのかもしれない。
人生における4つの役割Lとは？
人生における役割を４Lで表現する。
愛・労働・学習・余暇
それらは分離したものではなくて、それぞれは重なり合う。
そして人生の複数の役割と職業をどう組み合わせるか考え、
仕事だけでなく、
社会性、知性、肉体、精神、感情などの統合を図ることが重要である。
（by サニィ・ハンセン）
私の場合
3つの役割すべてが、労働のためになっていた。
あー！仕事で頭いっぱいだった。
余暇は、疲れて動けなった。
また始まる月曜からのために休養してた。
愛すべき娘も、朝の出社時間に間に合わせるために、コントロールして、
早く寝かすことで精一杯だった。
学習なんてする気もなく、
どんな学習をしたらいいのかすら、わからなかった。
勉強なんてする間もなくて、分からないことは、その場でググる日々…
この、タイムマネジメントセミナーも、仕事のための参加。
特に目から鱗だったのは、学習のL。
私には、学習のLが足りなかった。
いままで、感を働かせて仕事ができてきてしまった。
でも、今は違う。
振り返ると…
自信がないのも、人に強く言われても言い返せないのも、
自分が思ったこと、感じた違和感に根拠をつけて言えないから。
誰か偉人が言ってるとか、みんなが認める先輩社員が言ってる等、
の根拠がないことは、否定され、消去される職場。
私の場合、HPS気質（たぶん）のせいか、
感が当たる傾向がある。
みんなが正しいと言っていることでも、
なんか変だなとか、気持ち悪いなとか、違和感を感じたことは、
なぜかその違和感は当たっていたりする。
でも根拠もないし、誰も信用しない。
学習、勉強することで、
あの書籍に書いてあったとか、あの文献に描いてあったとか、
裏付けを添えて、発言すれば、
学習という後ろ盾があれば、大きな声で発言・反論できる。
「統合的人生設計」とは？
仕事を、
他の生活上の役割や人生全体の中で、とらえるというアプローチ。
それをILP（Integrate Life Planning）統合的人生設計というらしい。
「仕事が中心じゃなくてもいいんだー」となんだかほっとした。
重なり合う4つの役割をどう生かすか。
ILPでは、キャリアコンサルティングをとおして、クライアントが仕事だけでなく人生全体を包括的にとらえることができるように、支援する。その人自身の選択が、
個人の利益だけでなく、社会に目を向けた仕事選びや生き方、
さらには創造性を発揮してなすべき仕事に取り組むことが、求められる。
そして、
変化の激しい時代だからこそ、
組織の変化と個人の変化を結び付けていく必要がある。らしい。
（by サニィ・ハンセン）
激動の時代。
大きな地震があったり、ウイルスが流行ったり・・・
歴史の教科書に載っているようなことが、
目の前の、現実世界で、起きている。
環境が変わるからこそ、社会も変動する。
そして、個人も変革する必要があるんだ。
仕事がすべてじゃない。
個人も愛も余暇も持っていていい。
自分の軸は持っておきたい。
軸があれば、
しなやかに対応していくことができるはず。
今の会社に、しがみつかなくてもいいんじゃないかなって思えた。
男性にこそ！知っておいてほしい
いまはもう、
男性は仕事だけをしていればいい時代では、なくなっている。
のかもしれない。
女性が、
両立に悩み、セミナーに参加し、学ぶ。
男性は、
今まで通りに、仕事だけをする。
それじゃぁ…
社会も、家庭も、うまく回らなくなるんじゃないか？
もしくは…
女性が倒れるんじゃないか？
というか…
男性ばっかり、家庭も育児も、ヒトゴトでズルい！
自分の仕事だけしてればいいなんて、ズルい！
サポートではなく、サブリーダーではなく、
同列の当事者になってほしい。
家族全員で！
戦略を立てていきたい。
やっぱり健康も！
やっぱり健康も大切。
仕事に家事に育児にがんばりすぎて、身体を壊してしまっては、
元も子もない。
キャリア発達と変化するライフパターンのための重要課題を唱えた、サニィ・ハンセン自身も、体調を崩したことで、健康の重要性に気づき、6つの命題に「健康」も加えた。
国家資格キャリアコンサルタント取得のきっかけ
セミナーって、受ける側のタイミングと素直さよって。
費用対効果が最大限になる。
県の女性キャリアセンター主催の無料セミナーは、
私にとって、大きな転機だった。
ここでサニィ・ハンセンの４つのLを学んだことが、
国家資格キャリアコンサルタントを取得する大きなきっかけになった。
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