男女問わず、
産休前後の、同僚・部下のいるかたへ
知っておいてほしいコト10選
分かってくれなくて、いいのです。
知っておいてほしいだけ、なのです。
過去の私も…
女性たちが、
どんな思いで休暇に入り、復職してくるのかなんて、
遠くの世界の話でした。
しあわせに包まれて、
会社を休めて、
いいな~
くらいに思っていました。
過去の自分を、
蹴りたい。
出産休暇・育児休暇は、ブラック労働
出産も育児もピンク色だと思っていました。
まさかのブラック労働・・・
出産と育児を会社勤務にたとえてみる。
①交通事故に遭うくらいの衝撃
出産は交通事故に遭うくらいの、衝撃があると言われている。
陣痛は、5,6時間から2,3日続く方もいる。
陣痛の後は、お産。
赤ちゃんもママもどちらも、体力の限界まで頑張らないと終わらない。
②事故の痛手を負ったまま、24時間労働スタート
産後からは、不眠不休。
2,3時間おきの授乳かミルクと、おむつ替えの連続です。
入院中は助産師さんが助けてくれるので、パパは不要です。
心配なら、退院してから助けてほしい。
③予測不能、非効率、終わりが見えない労働
赤ちゃんはかわいいけれど、未知のいきもの。
想定した行動がとれない。
仕事では、スケジュールを組んで、事前準備して乗り切っていたのに。
すべてが、場当たり的。
泣く、寝る。
大好きなヒトに振り回されるって、素敵(泣)
④かわいいけれど、得体の分からない社長
自分の中から出てきたイキモノは、得体が知れなくて、
疲れた自分が、落したり踏んだりするんじゃないかと…
ドキドキしながら、手探り状態の日々・・・
⑤眠れていないのに、朝が来る恐怖
眠れていないのに、夜が明ける。
何にも生み出さない日が始まる。
寝不足で回らない頭で、
書類を書き、
ネット通販で、内祝いを選ぶ。
寝不足って、選択と決断ができなくなるんだと、
初めて知った。
⑥ランチ休憩とトイレ休憩・帰宅後も社長と同室
食事とトイレとお風呂は、100%同伴。
労働基準法では、
6時間を超えて働く労働者には、途中休憩を45分以上
8時間を超えて働く労働者には、途中休憩を1時間
与えないとならない。
⑦栄養を社長に搾取される
食べたものが、消える。
体内の血液が、白い液体に変化する。
授乳のマジック。
どんなにダイエットしても、
減らなかった体重がするする減っていった…。
⑧事故の後遺症が治らない体
事故に遭った身体は、寝不足では治るはずもなく。
痛いまま、しんどいまま労働する。
鎮痛剤は、神だと思った。
⑨まさかの無報酬労働
まじで!!
無報酬。
なぜか…
家から一歩も出なくても、お金は減っていく。
死にそうなくらい無気力でも、息をするだけで、消費する。
産前産後休暇手当(健康保険)と育児休業手当(雇用保険)で生きていく。
頑張って働いきて、よかったとほっとする。
手当てが、健康保険と雇用保険に分かれていることも、知らなかった。
⑩転職禁止事例の恐怖
育児休業中から、保育園に入れない恐怖と戦う。
どこにも入れなかったら、失業するのだ。
今でこそテレワークという、裏技が登場したが、
子供がいて集中することは、不可能だと思った。
私だけができないのかな。
子供に話しかけられながら、
考え事をし、買い物をする、家事もする、返答もする、
難易度の高いコト。
「ゆっくり休んできてね」なんて見送らないでほしい
彼女たちは、ブラック労働をしに行くのです。
生還してからも、自宅でも労働している
「ライフ・ワーク」と言うコトバがある。
それは育児ママにとっては、「ワーク・ワーク」なのです。
私のライフは、唯一通勤中の電車のなか。
いかに満員の電車内で、自分の部屋を演出するかがポイントなのです。
彼女たちに「なつやすみ」を(^.^)
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