自身の学びに当てていた、土曜日の午前中。
コーチングを受けることを辞めて、キャリアコンサルタント養成講座の受講に切り替えた。
講座で得られた知識とスキルはまた後日。
この記事では、予想外の副産物について記します。
・生活圏外の人たちとの接点
・他者の目線
生活圏外の人たちとの接点
私が受講したクラスは、18人。
性別も年齢もライフステージも様々で、
キャリアコンサルタント国家資格の取得を目指す目的も、他者多様。
現職のステップアップだけではなく、
60歳で退職して、これからの生き方を見据えての資格の取得を目指す方もいた。
新幹線で県外から通学している方もいて、本気を感じた。
皆様、自身の人生をきちんと見つめている方が多い印象を受けた。
キャリアカウンセリングの実践講座では、
心の深い所にあるものに気づいてもらうためのロールプレイを繰り返すためだろう。
人の中身や本心が見えると、
他人だったクラスメイトを、身近に感じるようになった。
ロールモデルに出会う機会
普段働いている環境では、
ロールモデルを見つける機会がなかなかなくて、
50・60歳まで働く自分自身が想像できずにいた。
ワーママは、本当に狭い世界で生息している。
自宅と会社の往復。
休日の公園。
関わる人たちも、自然と決まって来る。
保育園帰りのママ友、会社の部署内の人たち、別部署の人達と関わる機会があっても、
なかなか仕事観やキャリアに関する話はできない。
夜の社内交流会も幼児連れでは、会話は深まらない。
(私は飲み会は少人数で、会話を深めたいようだ…)
社交辞令を集めたような雑談は、なんだか私自身がそこにいないような気持になってしまう。
自身生き方やキャリアを本気で考えている人たちと、交流することができたのは、
本当にいい刺激になった。
年齢を重ねてからも、学び続けている先輩達は素敵だった。
気づき 「他者の目線」
実践講座では、様々な設定のクライアントさんを仮定し実践練習を行う。
カウンセリングの課題は、
クライアントさんの人生そのもの
・定年退職を迎えた後、継続雇用され働いているが、生きがいを感じられない男性
・社内で期待する評価を受けることができなくて、転職を考えている男性
・知人からの新規事業の誘いを受けたいが、家族から反対されている男性
・子育てが落ち着き、再就職を目指すが、なかなか採用されない女性
・子育てが落ち着き、パートを始めたが、ミスをして落ち込んでいる女性
・働きながら子育てをしているが、両立に悩み、仕事を辞めようかと悩んでいる女性
・家事と子育ての日々に、生きがいを感じられない女性
・就職活動に苦戦している学生さん
などなど
キャリアコンサルタントの勉強をしたいと思ったのは、
・自身の悩みを解決するための手段を知りたかったから
・同様に悩んでいるワーママの役に立ちたかったから
カウンセリング実習をしてみて、
狭い世界で生活して、自身の周りのわずかな価値観しか、知らなかったと改めて気が付いた。
自身の小さい価値観に縛られず、
クライアントさんの価値観に寄り添って、
カウンセリングしていきたいと思った。
キャリアコンサルタントの仕事は、
悩んでいたり、一歩進みだそうとしている人達の話を聞いて、整理して、
助言及び指導をして、ご本人が自走するためのお手伝いをすること。
私は、
私にできることをやっていくしかない。
たくさん悩んできた私だからこそできる、お手伝いも仕事もあるはずだ。
自身の苦手なことに潰されずに、得意なことに目を向けて、働いていきたい。
にげみちという
選択肢を育てる第一歩
私の場合、
国家資格キャリアコンサルタントの取得は、
にげみちという選択肢を育てる第一歩です。
最強のライフキャリア論。 人生まるごと楽しむための思考法 [ 岩橋ひかり ]
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