こそだて

娘と私のこと。

娘は、今年8歳になる。私は、今年40歳になる。
誕生日が1日違い。
毎年、一緒にお祝いをする。
毎日近くにいて、ワーワー言いながら過ごしていると・・・
つい忘れがちなことを記してみる。

娘は8歳。自己主張が強くなってくる時期。

小学校でも学童クラブでも、娘の世界があって、人間関係がある。
でも…家では甘えるし、自由。
ママなんて、フーンて感じで (笑)
言ったことは無視するし、言うことは聞かない。
都合の悪いことは聞こえないふりをする。
手洗いはしたと、嘘もつく。

5・6歳のころのほうが素直だった。

お願いしたことは自分でしてくれていた。
お箸運んでねとか。
脱いだ服は、洗濯機に入れてねとか。
帰ってきたら、手を洗おうねとか・・・
基本的なことは、自分でできる子だった。

達観してた

反抗期だねとか、昔はかわいかったのにとは思わない。
娘の我の強さなんて、すでに経験済。
友達とバイバイしたくないと、
道路にひっくり返って泣いている娘を見て、
悟った。

この子は私の中で10か月すごしていたけれど・・・
出生したら、もう他人なんだ。
私の意志とはもう関係なくて、一人の人間なんだ

私の手中?意中の範囲にある存在ではないなあ。
通りすがりの人達の中で、道路に寝そべり泣いている娘を、
静かに眺めていた。

子育てって・・・
親が頑張ることで、
子供の人間性とか性格とか感性が育つとか、豊かになるとか、
言われている。
けれど、そうでもないなあって思った。
それは、いい子なのではなくて、
親にとって都合のいい子のことなのかもしれない。

冷たい親?

私はワンオペ育児に疲れ切っていて、
子供をコントロールするとか、いい子に育てようとするとか、
そんな余裕はなかった。
冷たい親?でもなく。
娘のことはちゃんと好きだ、大事な存在。
不妊治療をして、やっと授かった娘。

なかなか妊娠できなかったこと。
予定日よりも、3週間も早く生まれてきたこと。
その時点で、
娘は既に、私の意中になんて存在してなかったんだあとも思った。

できることはする

私はテンションをあげて、子供と一緒にあそぶことが苦手だ。
一緒にゲームとかもしんどい。
でも放任するわけでもなく、私ができることはしようと思ってる。

落ち着いてゆっくり話を聞くとか、
思考整理する手伝いをするとか、
興味を拾うとか、
職業観を一緒に考えるとか・・・
できることは一緒にしてみる。

大丈夫。ちゃんと育ってる

ある日、夫のパソコンの入ったリュックを軽々と背負った。
重いよー気を付けてとか言ってたけれど、
「ランドセルより軽いよー」とのこと。
確かにその通り、
毎日凶器のように重たいランドセルを背負って登校しているのだ。
ドラゴンボールの亀千人の修行のようだ。

新しくなった担任の先生の影響で、
自分で毎日時間割を揃え、鉛筆を削るようになった。
ちょっと距離を置いてみていると成長している。

大丈夫。
口だけじゃなくて、中身もちゃんと育っている。

私は密着型のママにはなれないけれど。
ちょっと離れて見てるママでいようと思う。
頑張らない。無理はしない。
自分の心身にも気を付ける。

お誕生日の日には、
「一緒に成長しようね」
「生まれてきてくれてありがとう」
と伝えたい。

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ABOUT ME
りぃふ
「ワーママ しんどい やめたい」と検索してた過去を持つ キャリアコンサルタント。 働きかたの選択肢を開拓中。